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県立広島大学 助産学専攻科では、
「新生児?乳幼児学」という科目を通して、
出産後の母子に寄り添い、支えるための専門的な知識と視点を養っています。
本科目は、作業療法学コースの小児科医 山下美保先生が担当し、
赤ちゃんの生理?発達?疾患に関する理解を深めることを目的としています。
この授業では、次の3つの目標を掲げています。
授業では「PBL(Problem-Based Learning)」という学習法を取り入れています。
学生は与えられた事例から問題点を洗い出し、可能性のある診断や対応策を自ら挙げていきます。
その後、自身が担当した学習課題(Learning Issue)について調べ、次回の授業で発表を行います。
プレゼンテーション後は、学生同士の活発な質疑応答や、
教員からのフィードバックが行われ、理解が一層深まっていきます。
教室の中には、真剣に事例と向き合い、仲間と共に学びを広げていく姿があります。