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【助産学専攻科】「新生児?乳幼児学」の授業を紹介します

印刷用ページを表示する 2025年6月20日更新

「新生児?乳幼児学」— いのちのはじまりを深く学ぶ

県立広島大学 助産学専攻科では、
「新生児?乳幼児学」という科目を通して、
出産後の母子に寄り添い、支えるための専門的な知識と視点を養っています。

本科目は、作業療法学コースの小児科医 山下美保先生が担当し、
赤ちゃんの生理?発達?疾患に関する理解を深めることを目的としています。

この授業では、次の3つの目標を掲げています。

  1. 新生児から乳幼児にかけての身体的?神経学的な変化とその発達過程を総合的に理解し、観察と対応の力を身につけること
  2. 低出生体重児を含む赤ちゃんに起こりやすい疾患とその病態生理を理解し、予防と適切な対応について考察すること
  3. 助産師として出産時に必要な技能に加え、育児支援という広い視点からの役割を理解すること

授業では「PBL(Problem-Based Learning)」という学習法を取り入れています。
学生は与えられた事例から問題点を洗い出し、可能性のある診断や対応策を自ら挙げていきます。
その後、自身が担当した学習課題(Learning Issue)について調べ、次回の授業で発表を行います。

プレゼンテーション後は、学生同士の活発な質疑応答や、
教員からのフィードバックが行われ、理解が一層深まっていきます。

教室の中には、真剣に事例と向き合い、仲間と共に学びを広げていく姿があります。

新生児?乳幼児学2025①

新生児?乳幼児学2025②