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県立広島大で経営を学ぶ在学生の声 vol.3

印刷用ページを表示する 2025年6月12日更新

安高 麻生 さん(可部高校出身/2022年度入学)

安高さん

志望理由を教えてください

 高校時代の私は,これを学びたい!この大学にいきたい!という明確な目標があったわけではなく,大学で経済や経営を学んでおけば,社会人となって働く時に役に立つかも,と考えていました。広島県内の大学の受験を考えていましたが,せっかく受験するなら高いレベルの大学を目指してみよう!と思い,県立広島大学地域創生学部経営分野の推薦入試を受けたところ,合格することができました。

入学した後の学習や生活はどうでしたか

 入学直後は大学の授業についていけるかどうか心配でしたが,授業にきちんと出席し,先生の話をしっかり聞くことで,授業内容を理解することができました。先生たちも学生一人ひとりの状況に合わせて指導してくれましたし,チームで課題に取り組んだりして,一つひとつ単位を取得していきました。一つひとつの科目,1回1回の授業を大切に取り組んだ結果だと思います。
 1年次の後半からは経済や経営を学ぶ専門科目も始まりました。専門科目の授業では,それまで知らなかった経済や経営の専門知識を学ぶことができ,とても楽しかったです。また,それらの学修を通じて,自分が研究したい分野やテーマ,自分の進路が少しずつみえてきたように思います。でも,ちょっとびっくりしたのは,ミクロ経済学やマクロ経済学の授業で数学や地理の知識が必要だったことです。それらが苦手な私は,友達とも協力しながら何とか課題やレポートを作成,提出し,単位も取得することができました。

村上ゼミでの活動を教えてください

 3年次からは,ファイナンスを専門とされる村上先生のゼミに入りました。村上先生の授業で現役のファイナンシャル?プランナーのお話を聞くことがあり,生活に役立つ知識を得ることは大切だと感じたことが,村上ゼミを選んだ理由です。
村上ゼミは学生の希望を踏まえた活動が行われます。私たちの学年は,ゼミ生が選んだ経済学やファイナンスの専門書を輪読したほか,内閣府主催の「地方創生☆政策アイデアコンテスト」にエントリーしたりしました。コンテストでは,人口減少が著しくな広島県呉市からの人口流出を防ぐ方策を提言しました。地域課題と向き合ったこと,試行錯誤しながら資料を作成したこと,仲間と一緒に作業したことは,私にとって貴重な経験でした。
 卒業研究では,不動産会社への就職が内定したこともあり,賃貸住宅の価値について分析したいと考えています。独身者の増加などライフスタイルが多様化する現代においては,持ち家購入だけが目指すべきゴールではなく賃貸住宅も有益な選択肢となること,言い換えれば持ち家と賃貸住宅の補完性を検証したいです。

高校生のみなさんへメッセージをお願いします

 高校生の皆さん,もし学びたいことが明確に決まっていなければ,入学後に経済?経営を幅広く学ぶ過程で自分が学びたい領域?テーマを見つけ出し,深く学ぶことができる県立広島大学地域創生学部経営分野がオススメです。私自身がそうでしたから。